「メーカー別電子ブレーカー比較」のページで契約したいメーカーを選んだところで、「電子ブレーカーの導入までの流れ」について見ていきたいと思います。
単純な話、ブレーカー容量を下げれば、電気の基本料金を下げられます。そこで、どのくらいの容量にすれば最適であるのか調べるところから始めます。
と、その前に元販売員ですから最初のステップを忘れてはいけませんね。最初は、もちろんシステムの説明を受けます。「今回設置する電子ブレーカーは、このようなもので、これから導入までにこのような作業が必要で、スケジュールは…」というこのページに書くようなことを聞くことができます。この段階何かを決定したり、ご契約したりといったことは必要ありません。
続いて、電子ブレーカーを設置する事務所や工場などで利用している電流値などの測量調査を行います。削減計算書という「どのくらい無駄を省けるか」という報告書を受け取ることになります。(削減計算書という名前は、ジェルシステムさんを例にしています。他社さんは違う名前の報告書かもしれませんので調べてみてください)
このステップがなければ、例えば、工場の稼動状況によってブレーカーが頻繁に落ちてしまったり、逆に必要以上のブレーカー容量で省けるはずの無駄が省けなかったりする可能性があります。綿密に電気の使用状況を調査することを謳っているメーカーでないと怖いですね。
この報告書を検討して、契約にいたるというステップを踏みます。契約後の流れは、まず設置工事を行います。その後電力会社に申請を出し、電力会社の確認や検査を終えて、電子ブレーカーが稼動し始めます。
自分の工場や事務所にとって、どのくらい経費削減につながるのかしっかり見極めるためにも、綿密に調査してその内容をしっかり報告してくれる、信頼できる会社と契約したいものですね。